八王子で受け継がれる、シネマクラブのサンバ
東京・八王子を拠点に活動するアミーズサンバが、「なか安サンバショー」を開催しました。
今回のステージは、長年八王子で親しまれてきたシネマクラブのサンバを受け継ぎ、歌・生演奏・ダンスが一体となったショーを実現する、特別な機会となりました。
シネマクラブのサンバは、ヘンリー久原先生が長い年月をかけて育んできたもの。
歌と生演奏を中心に、そこへダンスが加わるステージは、多くのお客様に親しまれてきました。
その音楽と文化を、これからも八王子に残していきたい。
そんな想いから、アミーズサンバは毎年、形を変えながらサンバショーを続けてきました。
そして今回、約4年の試行錯誤を経て、かつてのシネマクラブが大切にしてきたスタイルを、今のメンバーで新たに形にすることができました。
シネマクラブの歴史を受け継ぐ葛藤

長年親しまれてきたシネマクラブには、昔からのファンがたくさんいます。
そのお客様にとって、シネマクラブのサンバは単なるショーではなく、思い出の詰まった特別なもの。
だからこそ、その名前を受け継ぐことには大きな責任が伴います。
昔からのお客様が期待するシネマクラブらしさを、どう残していくのか。
当時と同じ環境やメンバーではない中で、何を守り、どこまで新しいものを取り入れるのか。
今のアミーズサンバには、これまで培ってきたダンスや表現があります。
それを活かした新しいショーをつくりたい一方で、昔からのファンに「シネマクラブらしくない」と感じられてしまうのではないかという不安もありました。
歴史を大切にすることと、新しい表現に挑戦すること。
その両方に向き合いながら、毎年少しずつショーをつくり続けてきました。
4年の試行錯誤から生まれた、新しいサンバショー

これまでのなか安サンバショーでは、ダンスを中心に、アフロブラジルの踊りやアクロバティックなパフォーマンスなど、さまざまな演目を取り入れてきました。
華やかなサンバだけでなく、ブラジルの多彩な音楽やダンス文化を伝えることも、アミーズサンバが大切にしてきたことです。
新しい表現に挑戦することで、これまでとは違ったブラジルの魅力を届ける機会が生まれました。
一方で、シネマクラブが大切にしてきた歌のあるサンバショーへの想いも変わりませんでした。
ヘンリー先生が残してきた音楽に、今のメンバーだからこそできるダンスや表現を重ねる。
その形を模索しながら、毎年少しずつ挑戦を積み重ねてきました。
そして今回、歌・生演奏・ダンスがそろったステージが実現。
かつてのシネマクラブをそのまま再現するのではなく、歴史を受け継ぎながら新しい表現を加えた、アミーズサンバならではのショーとなりました。
歌・生演奏・ダンスが一体となった、なか安サンバショー

今回のなか安サンバショーには、昔からシネマクラブに通っていたお客様も、新しくサンバに興味を持ったお客様も大勢足を運びました。
歌があり、生演奏が響き、そこにダンスが加わる。
音楽と身体表現が重なることで、ダンスだけのステージとは違うブラジル音楽の魅力が広がります。
昔からのシネマクラブファンからは、かつてのステージを思い出したという感想も寄せられました。
一方、近年のダンスショーを通じてアミーズサンバを知ったお客様には、歌と生演奏が加わった今回のショーが新鮮に映ったようです。
昔を知る人には懐かしく、初めて見る人には新しい。
約4年かけて模索してきた、歴史と新しい表現の両立。
今回のなか安サンバショーは、そのひとつの形が見えたステージとなりました。
八王子にサンバ文化を根づかせる、新たな挑戦

アミーズサンバが目指しているのは、毎年サンバショーを開催することだけではありません。
ヘンリー先生が築いてきた音楽や文化を受け継ぎ、八王子でサンバを楽しむ人たちを増やしていくこと。
今年からは八王子でサンバパレードも始まり、地元のレッスン生によるダンスのアーラ(グループ)も誕生しました。
さらに今後は、バテリア(サンバの打楽器隊)づくりにも取り組んでいく構想があります。
外部から出演者を集めるだけでなく、八王子で練習を重ね、演奏する人や踊る人が育っていく。
そんな地域に根ざしたサンバ活動を、少しずつ広げていくことが次の目標です。
長い年月をかけて育まれてきた文化を、次の世代へとつないでいく。
今回のなか安サンバショーは、その未来に向けた大きな一歩となりました。
受け継ぐこと、そして新しいサンバを育てること
約4年の試行錯誤を経て実現した、今回のなか安サンバショー。
シネマクラブの歴史を背負う重圧と、今の自分たちだからこそできる新しい表現への挑戦。
その両方に向き合いながら、アミーズサンバは活動を積み重ねてきました。
昔からのお客様が変わらず足を運び、新しいお客様がブラジル音楽に出会い、さらに自分も参加してみたいという人たちが増えていく。
ショーを続けることが、やがて地域のサンバ文化を育てることにつながっていく。
ヘンリー先生が残してきたものを大切にしながら、今だからこそできるサンバを届けていく。
アミーズサンバは、八王子のサンバ文化を未来へつなぐため、新たな歴史を積み重ねています。
Event Overview
カーニバル名
THEシネマ シネマクラブアミーズサンバショー
開催日
2026年10月4日
出演
アミーズサンバ/シネマガールズ/演奏:ゆき(Piano) SOU AZUL(パーカッション)


